雲渓山だより 2020/08/24

お茶碗づくり体験を行いました

8月22日、岩国市観光振興課主催の夏休み企画「夏休み わくわく発見隊」に応募された地元小学生の皆さんに、お茶碗づくりを体験していただきました。
 

 
まずはお茶碗づくりの手順を説明します。
 

自分のテーブルに戻って、作業開始!
お茶碗の底を作って、その上にひも状にした粘土を重ね、隙間を埋めるように馴染ませていきます。粘土は内側に沿って重ね、台形に成形するのがコツです。
粘土は焼くと縮みますので、希望サイズより少し大きめに作りましょう。

内側をなめらかにすると、茶渋がつきにくいお茶碗になります。
形が決まったら飲み口の高さを揃え、切り口を整えます。

最後に自分の干支を、好きな場所に貼って完成です。
今回は、篆刻教室で作成した篆刻を干支の反対側に押しました。
皆さんとても真剣で、お父さんお母さんの手を借りながら、自分の思い描いた形になるよう、何度も何度も手を加えてらっしゃいました。

思い通りの形になりましたか?
皆さんのお茶碗は後日高台をつけ、釉薬をかけたのち、10月に登り窯で焼いてからお手元にお送りします。
どんなお茶碗になるか、楽しみに待っていてくださいね。


田村雲渓