お茶碗づくり体験を行いました
8月22日、岩国市観光振興課主催の夏休み企画「夏休み わくわく発見隊」に応募された地元小学生の皆さんに、お茶碗づくりを体験していただきました。
まずはお茶碗づくりの手順を説明します。
自分のテーブルに戻って、作業開始!
お茶碗の底を作って、その上にひも状にした粘土を重ね、隙間を埋めるように馴染ませていきます。粘土は内側に沿って重ね、台形に成形するのがコツです。
粘土は焼くと縮みますので、希望サイズより少し大きめに作りましょう。
内側をなめらかにすると、茶渋がつきにくいお茶碗になります。
形が決まったら飲み口の高さを揃え、切り口を整えます。
最後に自分の干支を、好きな場所に貼って完成です。
今回は、篆刻教室で作成した篆刻を干支の反対側に押しました。
皆さんとても真剣で、お父さんお母さんの手を借りながら、自分の思い描いた形になるよう、何度も何度も手を加えてらっしゃいました。
思い通りの形になりましたか?
皆さんのお茶碗は後日高台をつけ、釉薬をかけたのち、10月に登り窯で焼いてからお手元にお送りします。
どんなお茶碗になるか、楽しみに待っていてくださいね。
田村雲渓
五橋文庫に多田焼を展示しています
個展は終了しましたが、館内に茶道具を中心に10点ほどの作品を置かせていただいています。
五橋文庫さんでは25日まで「よみがえる絵師・狩野永琳の世界」展、9月5日からは「明代の篆刻・独立性易禅師」展を開催します。篆刻体験も行っていますから、ぜひこの機会に足を延ばしてみてください。
五橋文庫
山口県岩国市横山2丁目4-32 10:00~16:00 毎週水・木曜日定休
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田村雲渓
案内看板がきれいになりました
国道187号線と県道69号線の接合部に当窯の案内看板がリニューアルし、車窓からも見やすくなりました。
この看板から雲渓山窯までは本郷川づたいに車で約5分、徒歩だと30分ほどで到着します。
田村雲渓