お知らせ 2020/10/14
火入れを行いました
月曜日の深夜より登り窯の火入れを行いました。写真は15時間経過したところで、色見穴から勢いよく炎が飛び出しています。
こうなるのは窯の中の温度が順調に上がっている証拠です。中は1000度以上になり、焚口は直視できないほど眩しくなります。
この状態を維持するため、ひたすら薪を投入し続けます。
日暮れの静寂の中、虫の声とともに木の爆ぜる音と炎の音が心地よく響いています。
その様子を動画に収めました。火入れの雰囲気が伝わるでしょうか。
立ち上る黒煙は麓からもよく見えます。
この作業も残すところあと9時間。
火入れが済んだ窯は5日かけてゆっくり冷やされ、17日の窯出しの日を静かに待ちます。
今回は皆様からお預かりした作品とともに、新しい試みの作品もたくさん窯入れしています。期待と不安が入り混じる窯出しの瞬間を皆様と迎えられることを楽しみにしております。